妊娠中の体重管理失敗した件。

Rui

関東在住の20代。0才、1才の子供たちと旦那との4人暮らし。 2021年8月第一子出産。2022年8月第二子出産。 コロナ禍での初めての妊娠、出産を乗り越え現在は専業主婦として奮闘中。 同じような年代のママ、そしてこれからの妊娠/出産/育児に不安を感じるプレママにとってタメになる情報を自分の経験を基に発信。

こんにちは。Ruiです。

今回は妊娠中の体重管理に失敗し、予定日に誘発分娩で入院することになってしまった私の体験談と反省を綴っていきたいと思います。

食べづわりのままの勢いで妊娠中期、後期に突入

私の妊娠が発覚したのは妊娠4~5週あたりでした。ネットで色々調べてみると「食べづわり」と「吐きづわり」というものがあるらしく、私はどうやら食べづわりのほうでした。『つわり中は食べられるものと食べられないものの差が激しく、食べられるものを食べられるだけ食べるようにしましょう。』というネット記事の言葉を鵜吞みにし、あまり何も考えずにその時食べられそうなものを食べるようにしていました。私の場合は、何故か味や匂いの薄い低カロリーな食べ物より、ファストフード等の味の濃いものの方が食べやすく吐き戻しも少なかったです。つわりが始まってからの数日間は医者の指導通り少し無理をして塩分控えめの食事を意識していましたが、つわりで料理をするのがしんどかったこともあり結局味の濃いファストフードやコンビニのお弁当、スーパーのお惣菜などばかりになってしまいました。

さらに良くないことに、少しでも空腹を感じるとすぐ吐き気に襲われてしまい、時間を問わずいつも何かしら口にしていました。

炭酸水でごまかしてみようとしたけど全然ダメだった・・・。

妊娠初期のつわりを乗り越え、無事安定期に入ってからも初期からの食生活をなかなか切り替えることができず、週2~3回はファストフードのテイクアウト等を利用していました。

検診の度に「尿蛋白」+「体重大幅増加」で焦る

尿蛋白

尿蛋白(にょうたんぱく)とは、尿の中に含まれるたんぱく質の量が一定以上を超えて含まれている場合のことを言います。妊娠中は全身の血をろ過する腎臓に大きな負担がかかりやすいため、塩分糖分を過剰に摂取すると尿中に蛋白が出やすくなっています。これは妊娠に伴う自然な変化ですが、妊娠高血圧症候群などのトラブルが疑われる場合があるため、妊娠中は続けて尿蛋白を出さないよう気を付けなければなりません。

私の場合は妊娠7ヶ月頃(26週あたり)からほぼ毎回連続して尿蛋白が出ています。」と医者に指摘されていました。そこから食べ物や飲み物を自分なりに意識していくようになりました。特に健診の前日の夜は毎回「明日は尿検査と体重測定があるから気をつけなきゃ。」と食事の量を減らしていました。お米は必ず抜き、おかず少しとスープとサラダのみ、という風に自分なりに調整しているつもりでした。

大幅体重増加

体重の増加については中期の始め頃に看護師に「ちょっと体重の増加が気になるかも。」と言われてしまいました。下のグラフが当時の私の妊娠初期から出産までの体重の変化です。

背景の赤い帯が理想の体重増加の目安、黒い点が当時の実際の私の体重です。初期から中期にかけて急激に体重が増えているのがわかります。初期は食べづわりで食べまくり、吐き気や頭痛でずっと横になっていたのである程度の体重増加は仕方ないように思えますが、初期からつわり終了後の中期にかけての体重増加は理想と大きくかけ離れています。初期の「ちょっと吐いて食べて横になってまたちょっと吐いて寝て食べて」のつわりが終わった中期頃は生活に余裕が出てきましたが、コロナ禍での妊娠生活は本当にやることがなくて食べることくらいしか毎日の楽しみがありませんでした。妊娠中ということもあり、「おやつやスイーツはあまり食べちゃダメだ・・・」と考えつつも、「今日は2食しか食べなかったからちょっとくらい食べても大丈夫。」とかなり自分を甘やかしていました。つわりで戻してしまうことがなくなった分、体重の増加がいっきに進んでしまったのだと思います。

誰にも会えない、どこにも行けない。コロナ禍での妊娠という孤独に加えて妊婦としての我慢、本当に辛かった。

尿蛋白が出始めた26週頃の検診で「お母さん、今日検診前に甘いものでも食べた?尿蛋白が出てるしお腹の赤ちゃんが平均よりも大きめに成長しているから食事と体重管理に気を付けるように。」と医者から言われました。曰くお腹の中の赤ちゃんはお母さんの血から栄養を貰っていて、そのお母さんの血に糖が多く含まれていると赤ちゃんが大きくなりすぎてしまうそうです。上記にも書いた通り、この辺りから検診前は特に食べ物に気を遣うようになったので体重の増加は落ち着いていきます。

出産間近。妊娠糖尿病疑惑

全然尿蛋白がなくならない

医者から食生活に気を付けるように言われてから、なるべくお米や油ものは減らし1日1食は必ずサラダを食べ、1日のトータルの食事量も減らすように心がけていました。「朝はご飯を食べないで、昼ご飯を前日の夜ごはんから14時間以上空けて食べた方がいい。」という妊娠前に働いていたエステサロンで知ったダイエット知識を実践してみたりと、とにかくこれ以上体重を増やさないようにしなきゃという一心でした。

結果的に、それで体重の増加は抑えることができました。でも尿蛋白が出なくなることはありませんでした。妊娠36週目になって、「妊娠糖尿病の可能性がある。赤ちゃんもこのままいくと出生体重が3,700gぐらいになりそうだ。」と言われました。もう妊娠10ヶ月に入っていたので、あと1ヶ月くらいで出産なのにこんな状態で大丈夫なのかと、かなり不安になりました。その日の検診が終わった後、私は個別で病院専属の管理栄養士に指導してもらうことになりました。指導を受けることになった私は、「(たまに誘惑に負けて甘いもの食べちゃうときもあるけど)食事制限もしてサラダも食べて野菜中心の生活をしているのに、これ以上何を変えればいいんだ?」と思っていました。

(たまに誘惑に負けて食べちゃうときもあるけど)食事制限もしてサラダも食べて野菜中心の生活をしているのに、これ以上何を変えればいいんだろう・・・?

次の記事では、管理栄養士さんに実際に注意された内容とそれを実行に移して結局どうなったのかを書いていきます。正直出産の1ヶ月前になってから教えてもらうより、もっと早く教えてほしかったことがいっぱいありました。妊娠中で体重管理や尿蛋白のことが少し気になっているプレママさんはぜひ目を通してみてください。

  • この記事を書いた人

Rui

関東在住の20代。0才、1才の子供たちと旦那との4人暮らし。 2021年8月第一子出産。2022年8月第二子出産。 コロナ禍での初めての妊娠、出産を乗り越え現在は専業主婦として奮闘中。 同じような年代のママ、そしてこれからの妊娠/出産/育児に不安を感じるプレママにとってタメになる情報を自分の経験を基に発信。

-ママのこと, 妊娠・出産